正確な測量で
まちづくりをサポートします。
測量とは地形の広さは勾配、位置関係を正確に測ることで、さまざまな社会インフラの基礎データを収集する業務です。近年の複雑なインフラ構造を可能にし、近隣住民の利便性や安全性を実現するために必要不可欠な業務です。
測量方法– Survey method
多角点測量
多角点測量では、最新のGPS、トータルステーションにより、正確で早い成果表をお届けします。市街地など見通しが悪い場所での測量にも適しています。
- トラバースの検測及び設置
- 用地境界杭の確認及び設置
- 側点の確認・設置及び+点の幅杭の設置
水準測量
人の介在を減らし正確なデータを収集し、迅速に成果をお届けします。土地の高低差を測量する際に用います。測量後、データを分析し、縦断図・成果簿を作成しご提供します。
ー ご提供書類 ー
点検測量報告書
(基準点測量、水準測量、中心線測量、横断測量、基準点写真など)
i-Constructionへの取り組み
i-Constructionを推進するために、平成30年度より3次元測量開始
今後、我が国において生産年齢人口が減少することが予想されている中、建設分野において、生産性向上は避けられない課題です。国土交通省は、建設現場の生産性向上に向けて、測量・設計から、施工、さらに管理にいたる全プロセスにおいて、情報化を前提とした新基準「i-Construction」を2016年度より導入しました。弊社も情報化に向け、ドローンや地上型3Dレーザースキャナを利用した3次元測量を始めました。
使用機器
無人航空機(UAV)、地上型3Dレーザースキャナを使用して測量します。
※他、DJI Inspire 2、Phantom4 など
— 3次元測量の流れ —
現場作業
01.基準点測量
X-Y-Z座標を持たせるための基準点を観測します。ドローンの場合、測定する範囲を示す標識設置も必要となります。
02.計測
ドローンの場合は、設置した標識範囲を連続撮影します。3Dレーザースキャナの場合は、観測した基準点の範囲を計測します。
※天候により、作業が行えない場合もあります。
PC作業
01.複数の写真をつなぎ合わせ、解析
ドローンの場合に必要となる作業です。ドローンでは、複数の写真を連続撮影するため、撮影データをつなぎ合わせる必要があります。
02.3次元点群データを作成
測量したデータを点として管理し、点群データを作成します。
03.3次元点群データを処理
点群のフィルタリングをし、地表面だけの点群を作成します。フィルタリングは、木や人物、車などの不要な点を削除する作業です。地表面のみの点群になったら、点群に面(メッシュ)を張ります。面を張ることでメッシュ土量計算、コンクリートボリューム計算などが可能になります。その後、銃横断図や平面図を作成し、3次元設計データを作成します。
04.ICT活用工事のマシンコントロールデータ作成(サイテック3D)
設計図書の3次元化及びICT活用工事用の建機を制御するマシンコントロールデータ(LANDXMLデータ)を作成。
05.出来形管理(面管理)
作成したデータが正しくできているかチェックし納品します。
迅速かつ正確な測量を提供します